少し時間に余裕ができたので、旅でもしようかと思いました。
どこに行こうか迷ったのですが、そうだ、四万十川!と思い出しました。
前から行ってみたかったのです。
わくわくといろいろ手配して、春の四万十川を見に行く小旅行。
高知はもちろん、四国も初めてでした。
川を巡るバスツアーを申し込んで、朝行ってみたらなんとその日の客は私1人!
初め恐縮してしまいましたが、気さくな女性の運転手さんで、すぐにリラックスできて、時におしゃべりも楽しみながら、思いがけずなんとも贅沢な貸し切りバス状態。
いくつもの沈下橋に降り立ったり、屋形船に乗ったり、美しい景色を心から満喫しました。
屋形船ではさすがに1人ではなく、長崎から来たという70代くらいのグループと一緒になり、写真を撮ってあげたり撮ってもらったり。それもまた楽し。
その日の夜は、運転手さんからもぜひにとすすめられた、地元の居酒屋へ。
カツオやウツボのたたき、川エビのから揚げ、ゴリの佃煮などを地酒とともに堪能しながら、バスツアー楽しかったなあ、としみじみ。
味はもちろん、接客もとても気持ちのよい、活気あるお店で、地元客でとても賑わっていました。
大きな扇形のカウンターの端っこから、何とはなしに店内を眺めていると、50代くらいの男性と、70~80歳くらいの女性が並んで食事をしていて、そのお顔がそっくりで、どこからどう見ても親子(笑)。ときどきここへ来て食事してるんだろうなぁという雰囲気で、なんかいいなあと、これまたしみじみ。
私も地元民、というていで飲んでいたつもりでしたが、お会計のさい「どちらから?」と聞かれ、観光客とバレバレでした(笑)
久々の一人旅。やっぱりいいなあ。
